せっかく美容室でヘアカラーしたのに
薬がしみて少し痛い…
といった経験はありませんか?
薬剤は進化してるはずなのに…
理由は色々考えられますが
当店が実施しているヘアカラー時の
ヒリヒリ緩和策を紹介させて頂きます。
【 緩和策1】カラー前のシャンプーをしない!
シャンプーでせっかくの良質の油分を取らない!
バージンヘアの場合でも(事前にパッチテストして)

そもそも頭皮からは
外部からの刺激から守るために油が分泌されてます。
サロンによって見解は様々なようですが
その油を洗い流す事で刺激のリスクは倍増すると考えています。
そういう観点から当店ではカラー前のシャンプーは控えてます。
よほど気になさる方や先にヘアカットする場合は
軽く流してから施術します。
カラーリング前のシャンプー!
やる方が良いサービスなのか?
やらない方が良いサービスなのか?
その判断はお客様に託します。
【 緩和策2】促進機を使わない!
促進機なしでも髪は染まります!
常温でラップのみで時間をおきます。

基本的に美容室で使用するほとんどの薬液は
常温でしっかり作用するようにできてます。
むしろ最近では加温しない薬剤が増える傾向にあります。
私の統計上 促進機を使用した場合と
使用しない場合のタイム差は5分弱くらい?
そのタイム差と頭皮への刺激というリスクを考え
当店では促進機の使用を止め3年ほど経ちますが
問題なく染まってます。
また個人的な見解ですが
乾熱が頭皮に良い理由が思い浮かばない…
湿熱は顔に蒸気が垂れてきたりして不快…
という想いもあります。
不必要な演出は無くなってくるのかもしれませんね?!
【 緩和策3】カラー剤を変える!
ヘアカラー剤にも色々あります!
あるカラー剤の刺激物成分表

ヘナは黒髪を明るくできませんが白髪はしっかりカバーできます!

カラー剤の刺激の代表的なものに
髪を明るくするのに必要なアルカリによる刺激と
色を発色させるために必要な色素による刺激が挙げられると思います。
明るい色にした時しみるようなら
少しトーンを下げたり
ある色調にした時しみるようなら
色味を変えるだけで
ヒリヒリは緩和されるかもしれません。
また明るい色にこだわらないのであれば
アルカリやジアミンといった刺激成分を抑えた
カラー剤もあります。
ちょっとした知識でヘアカラー時のヒリヒリは避けらるかもしれません。
【 緩和策4】ヘアカラーに使用するハケを工夫する!
美容院でよく使われているハケ
当店で使用してるハケ

透明感のある白髪染めでおしゃれに!

私が実体験として感じたいいハケは
毛が細めで適度な柔らかさがあり
山切りカットなモノです。
ヘアカラー剤の塗布量は多いほど浸透圧がかかり
刺激が高まる可能性も高まります。
頭皮付近は体温により温度も高いので
地肌からの距離によって
程よい塗布量の加減が大切だと思います。
余分な所に薬が付かないようハケの幅もカスタムして使ってます!
【 緩和策5】根元0.5mm空けてカラー剤を塗布!
施術前
頭皮に薬剤が付かないように慎重に塗布!

施術後

近年では刺激物を省いたヘアカラーも出てきてますが
色落ちが激しかったり
色味が乏しかったりするもではないでしょうか?
また同じカラー剤を使っていても
体調の変化でアレルギー症状が発症する場合も実際あります。
そんな方にも従来のヘアカラーを楽しんでもらうための
究極の方法かもしれません。
髪の色を楽しめますように!
ヘアカラーの刺激を緩和する!小さな美容室 yippee 東京 原宿