美容室でヘアカラーした際
薬がしみて少し痛い…
という声は中々減らない気がします。
薬自体は進化してるはずなのに…
です。
理由は色々考えられます。
1薬自体に含まれる刺激物
2促進機による加熱
3施術前のシャンプー
4塗布の仕方や量
など
関連記事は ここでは割愛させていただきます。
ご興味のある方はこちら↓もどうぞ。
今日は近年私が取り組んでる
なるべく刺激を抑えながら
ヘアカラーを楽しんで頂くための
実験の一例を公開させて頂きます。
下の毛束は同じカラー剤を条件を変えて
同時間作用させ
発色の仕方を確認し
シャンプー(トリートメント)を繰り返し
色落ちの度合いや
傷み具合を実験したものです。
刺激と加温とトリートメントの関係
ビフォア状態
染め上がり(1は加温4、5は低刺を抑えるオリジナル調合)
10回シャンプー(3、5は毎回トリートメント)
20回シャンプー
30回シャンプー
50回シャンプー
考察
このカラー剤に関しては
加温は赤みが出やすい。
感触は5、3が良く後は大差がない。
退色は当店オリジナル低刺激調合で問題ない。
などが言えると思います。
じゃあ5を推奨すればいいかと言うとそうでもありません。
それは お客様を白髪染めする場合
大半が白髪だけでなく黒髪が混じっているからです。
刺激を抑える調合にした場合
どうしても黒髪を明るくする力が若干落ちます。
よって白髪部分と黒髪部分を同じ色にするのが難しくなります。
そこでお客様一人ひとりの白髪の割合やご希望にマッチした
薬の調合は必要になります。
一つ言えることは
白髪が多ければ多いほど
明るい色や淡い色が 低刺激=ダメージを抑えた調合で
発色させやすいと言うことです。
人は誰でも年齢を重ね
おしゃれ染めも白髪染めやヘナにシフトしていきますね?
白髪が増えたなら
それを活かし楽しむ!
と言う考えが私の次世代の白髪染めへの想いです。
こちらに ↓ 施術例がありますので是非ご参照ください!